Golf R Variantとの日々

2017年式第7.5世代Golf R Variantについてつらつらと書いていきます。車の専門家でもジャーナリストでもない所詮素人ですが、2台続けて第7世代Golf Rを選んだ理由をお伝えしたいと思います。

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 富山に来て1ヵ月が経ちます。屋外の駐車場のため、天候に一喜一憂するところですが、その前によく雨が降るなと感じます。「弁当忘れても傘忘れるな」は健在です。10連休も2勝2敗で中盤戦を迎えます。

 タイトルですが、3月31日からの車の稼働日数です。即ち乗らなかった日は1日だけです。それは昨29日。黒部峡谷に観光に出かける際、車ではなくバスと電車、トロッコ列車を乗り継いで向かったためです。もちろん車で行く手もあったのでしょうが、家のそばから路線バス、電車といずれも富山地方電鉄。トロッコ列車電気機関車が引っ張ります。「黒部の太陽」や吉村昭先生の「高熱隧道」の舞台となった少し手前の欅平まで。片道4時間弱です。

  宇奈月温泉から欅平までの区間は黒部渓谷鉄道が運営していますが、全線開通したのが昨日。観光客でいっぱいでした。ただ、欅平からの散策コースはまだ冬季閉鎖中のため、2時間半の待ち時間、暇を持て余しました。スマホでインスタグラムを除いていると、ストーリーズに何やら見覚えのある風景。ひょっとして…と思い連絡を取ってみると、同じ黒部渓谷にいることが分かりました。金沢時代の友人です。宇奈月温泉駅で10年ぶりの再会。金沢での再会を期して別れました。

 それ以外の30日は、結局車が稼働していたことになります。走行距離は1月以来の1,000キロ超えですが、稼働1日当たりは37.7kmと、低調だった東京時代の2月・3月とさほど変わりません。また、3回の給油のうち2回は、燃費が9km/L台となりました。まだ県外への遠征はしていないので、そういう結果になるのだと思います。それほど長くない距離を毎日乗る、しかも機械式駐車場から屋外駐車場へ、というシビア・コンディションでの稼働に変わってきました。洗車のし甲斐がないのですが、今日は室内清掃をしました。室内で食べた食べ物滓などがきれいになりました。結構シートの隙間などに入り込んでいて、今まで何もしてなかったなと反省です。

 富山で生活してまだ慣れないのが、頭で描いている地図と、実際の距離感が合わないことです。県境を越えようにも、富山県庁を中心に新潟県(東)は80km、石川県(西)も40km、岐阜県(南)は30kmです(いずれも直線距離)。また、市街地を走っていても、歩いて行けるじゃないか、というレベルのところです。聞いてみると、歩いて行ける距離でも車を使うという習慣が染みついているようです。

 石川県(金沢)との違いは、空襲を受けたか受けないかであり、戦後都市計画をやり直した富山では、ありとあらゆるところに駐車場があります。通っているカイロプラクティックしかり、近くの銭湯(いわゆるスーパー銭湯ではなく、昔ながらのものです)しかり。15年前ですから単純な比較は出来ませんが、金沢市内では中心街に車で乗り入れるのは憚られます。たまたま自宅が近かったので、雪さえ降らなければ自転車、雪が降れば歩きとなりますが、ここ富山では常に車のようです。

 決して健康にはよくないこの生活、職場でも歩くようにしていますが、なかなか距離が伸びません。健康のためにも気をつけたいところです。

 来月には新しいディーラーで12ヵ月点検に入れます。車社会の富山、代車を手配するためにも、連休前に予約を入れました。買ったディーラーとは異なるので、どういう対応をしてくれるのかが楽しみです。