Golf R Variantとの日々

2017年式Golf R Variantについてつらつらと書いていきます。車の専門家でもジャーナリストでもない所詮素人ですが、2台続けて第7世代Golf Rを選んだ理由をお伝えしたいと思います。

ラゲッジスペースで寝る

  2017年10月号のCar Graphic誌の特集は「もういちど、ワゴンで出かけよう」。その中で、Golf Variant TSI Highlineが、Mini Cooper SD Clubman、Peugeot 308 GT BlueHDIとの比較に供されています。このブログでも指摘しているようなことは、当然プロ(筆者は三代やよいさん)は踏まえていますし、なによりミニクーパープジョー308に乗ったことがないため、比較のしようもありません。Golfの項目だけ取り出して読むと、なるほどなと感じます。
 同じ号で、写真家のミズカイケイコさんを取り上げ、ボルボ240エステートとの暮らしを描いています。写真家だけあって、「いつもは2週間くらいかけて車内で寝泊まりしながら撮影の旅に出ます」(同誌88ページ)とあります。ではGolf R Variantではどうなんだと。Golf Rと比較して広大なラゲッジスペースを得たGolf R Variant。「車中泊」ができるか試してみました。
 Golf R Variantはリアシートが40:60可倒式+センターアームレストスルー機能がありますが、フルフラットになる仕様ではありません(もちろん、フルフラット=真っ平らという意味ではないのですが)。結果、リアシートを倒しても、リアシートの背面が15度ほど浮いてしまいます。また、ラゲッジスペース下にはスペアタイヤが置かれていますが、その上に少しだけ小物を入れるスペースが設けられています。ということは、これを隠す化粧板の強度は決して強力ではないということだと思われます。
 ラゲッジスペースに寝るためには、まずトノカバーとラゲッジスペースからの飛び出し防止ネットの装置(←これはGolf Rにはない装備です)を外し、リアシートを倒します。リアシートを倒す操作は、テールゲート脇のスイッチでワンタッチ。トノカバーと飛び出し防止ネット装置をラゲッジスペースに収納します。

 私の場合は写真撮影ではなく、「東京を19時頃に出発し、スキー場には未明着。スキー場の駐車場で仮眠をとり、翌朝から滑る」というシチュエーションを想定しています。寝袋は耐寒温度0℃~マイナス5℃のもの。実際に使用するか分かりませんが、万が一の災害対策も兼ねて手配しました。スキー場に着き、スキー用具や荷物を助手席側に寄せ、自分は運転席後方で寝袋に収まるという想定です。

 前回のエントリで写真を載せることを含んでいましたが、諸般の事情で文章のみとさせていただきますが、実際にそのまま横になっても、「まぁありかな」という感じです。身長178cmの私でも十分まっすぐ横になれます。当然、前述のようなシチュエーションだと、隣にスキー板やら何やらがありますので、寝返りを打つには窮屈ですが、起き上がるだけの天井高もありますし、テールゲートも内側から閉めやすくなっています。
 これで数日過ごす…というのはかなり辛いと思いますが、確かにロケハンといった用途には使えるかも知れません。本来の用途ではないことは承知の上で。もちろん、夏は夏で暑さや虫への対策、冬は冬で防寒・乾燥対策が必要でしょう。ここしばらくは運転席のシートを倒して仮眠を取るしかなかったところに、新しいチョイスが生まれました。