Golf R Variantとの日々

2017年式Golf R Variantについてつらつらと書いていきます。車の専門家でもジャーナリストでもない所詮素人ですが、2台続けて第7世代Golf Rを選んだ理由をお伝えしたいと思います。

ワインディングロード走行

 慣らし運転を終え、Golf R Variantをワインディングロードに連れ出しました。コースはお決まりの国道413号線道志みち)から通阪トンネルを抜ける県道24号線、都留市街から山中湖に抜け、三国峠を抜ける県道730号~県道147号線で静岡県小山町に抜けるルートです。

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 最新号(2017年8月号)のCar Graphicでは、4ページを割いて新型Golfの記事を組んでいました。スポーツモデルについて、GTIには賞賛を送る一方、R(ハッチバック)には「重い印象」「パワーにシャシーがついていっていない」との厳しい言葉がありました。ただ「飛躍的進歩は感じられないが、もともと完成度が高かった」というのは、最大の賛辞であると感じました。

  ほとんどの場面で先行車がいましたので、スピードは常識の範囲内。エンジンもさることながら、操舵感などを確認する走りとなります。専門家ではないので、細かい車の挙動などが分かるわけもありませんが、このCar Graphicの記事を読んで乗ると納得した次第です。

 エンジンは何の不満もありません。7速DSGでは3速、4速を中心に、タイトコーナーで2速を用いるということになりますが、窮屈な印象もありませんし、ギア選択を誤っても、あまりあるトルクとパワーで、公道であればごまかしが利きます。小雨で路面が濡れている状況ですが、グリップ感に申し分なし。やれアンダーステアだ何だということは分かりませんが、ステアリングの操作に応じて、各種デバイスが適確に反応し、狙った方向に頭を向けていきます。常識の範囲内でコントロールを失うことはもちろんありません。

 先代Golf Rの末期から感じていた(特にタイトコーナーでの)ロールの大きさは、新車のGolf R Variantで解消することはありませんでした。おそらくそのほとんどが「バネ上」であろう70kg増がそのままロール増につながっている印象で、タイトコーナーの振り回され感はやっぱり「重たいなぁ」という言葉につながります。しかし、ハイスピードコーナーではしっかり踏ん張ってくれて、姿勢を維持するのはさすがです。

 DCCをレースモード(ただしギアは「S」モードではなく「D」モード)に切り替え、マニュアルモードでパドルシフトで操作しますが、レースモードにすることでステアリングが重くなります(これは先代比より重くなりました)。これにはいい面と悪い面があるように感じました。実際、しっかり操作する必要があるという観点から、ステアリングが重くなるのは当然ですが、重くなりすぎることで車重をより感じてしまう気もします。

 困ったのが警告。「エコアドバイス」をオンにしていますが、エアコンをつけたままちょっと窓を開けると「窓が開いています」(駐車料金の精算のため、窓を開ける程度でも表示されます)。DCTをマニュアルモードにしていると「Dポジションにしてください」。三国峠を越える時には数メートル先しか見えないような濃霧でペースダウンし、リアフォグランプを点灯したのですが、しばらくすると警告音とともに「リアフォグランプを消してください」。普段はAUTOに設定しているヘッドライトが点かないくらい明るい状況だったので、手動でライトオンしたのですが、この警告には辟易です(エコアドバイスを切ればいいといえばそれまでですが)。他方、先代Golf RではうるさいくらいだったLane Assist中にハンドル操作を行わない場合の警告。先代は警告音が鳴り、「ハンドルを操作してください!」とディスプレイに出ますが、当代は表示だけ。ハンドルを操作しないということは、居眠りをしている可能性もあるわけで、この警告音カットは不可解です。

(もっとも、Lane Assistによる車線追従機能は、先代からちょっと精度が下がっているように感じます。先代はきちんと車線の幅を認識して追従し、ハンドル操作もしていましたが、当代は車線の幅をいっぱいいっぱい使っているような印象を受けます。ハンドル操作も控え目なようで、少し頼りなく感じました。)

 いろいろと見えてきたGolf R Variant。まもなく1ヵ月点検です。