Golf R Variantとの日々

2017年式Golf R Variantについてつらつらと書いていきます。車の専門家でもジャーナリストでもない所詮素人ですが、2台続けて第7世代Golf Rを選んだ理由をお伝えしたいと思います。

内装(その1)

まだエンジン慣らし中で、動力性能を確かめるのはもうちょっと先。ただ、今回導入された湿式7速DCTは燃費面ではかなり効果が出そう。第7世代Golf Rで高速を法定速度前後で流しても、14km/L台の燃費(車両側の燃費計表示)がでることはなかなかなかったが、今回は下手もすれば15km/Lという数字がお目見えすることもある。第7世代の6速より当然ハイギアードになっているわけだが、少なくとも燃費面の貢献度は明らか。今後の動力性能を見る中で、2~4速あたりの使い心地を確かめることになろう。

ということで、目につく内装から触れる。

基本はキープコンセプトであり、第7世代Golfと大きな違いはない。フロントシート回りの収納場所(ドアポケット、グローブボックス、助手席下、運転席膝上、センターコンソール、シフトレバー上、オーバーヘッドコンパートメント)も変わらないし、スイッチ類も同じ(相変わらず、DCC(アダプティブシャシーコントロール)のプッシュボタンが左ハンドル仕様のままで、右ハンドルだと、運転席から見て、シフトレバーのブラインドサイドとなる点は改良されていない。グローブボックス内に備え付けられているETCカードのスロットが、SDカードやDVDのスロットよりも遠いというのも、おそらく右ハンドル仕様の延長だからではなかろうか。)。センターコンソール前にあるドリンクホルダーのバネがきつくてカップやボトルの脱着がしにくく、気をつけないと車内に液体をぶちまけてしまいそうになることまで同じ。このあたりの唐突感はまったくない。

数少ない相違点は、カタログ上は「自動防眩ルームミラー」が装備されているはずだが、第7世代Golf Rにはあったスイッチとセンサーらしい小窓が見当たらない。本当に自動防眩ルームミラーなのだろうか?

インパクトがあるのは、中央に鎮座するDiscover Proと、運転席前に広がるActive Info Display。Active Info Displayは、同じフォルクスワーゲングループのアウディ車では既に導入されていたが、検証ができたことを踏まえて、フォルクスワーゲンに移植されてきたというのが実状の様子。

Active Info Displayは、以前のメータークラスターが電子表示となった上に、カーナビ画面などを表示出来ることが売り。反応速度に違和感はない。ただ、メーターの中に表示出来る内容が限られており、結局はメーターの中には燃費、中央にはカーナビ画面を表示することがほとんど。Discover Proの画面では、Think Blueの表示やブースト計・加速度計・出力計の3連メーターを表示することができるのだが、こちらをActive Info Displayに表示出来るようになれば、スポーツ走行時の視線移動も最小限に抑えられるというもの。細かい話だが、第7世代GolfではDiscover Proの画面内に表示されていた高度計が、Active Info Displayのメーター内でしか表示されなくなったのはマイナス点。

また、スタート時にデータの読み込みに時間がかかり、メーターはともかく、カーナビ画面が素早く表示されないのは、第7世代よりも悪化している。今後のファームウェアのアップデート等に期待したい。

一つ解決出来ていないのが、VICS情報の読み上げ。一般道では読み上げない設定にできるのだが、高速道路でそれを切る方法が今のところ分からない。このため、高速道路でVICS情報を捉えると、メディアで演奏中の音楽なりが完全に遮断され、VICS情報が読み上げられてしまう。ここはディーラーセールスに解決方法を確認してもらっているところ。

そのディーラーセールスが言っていたが、カーナビデータの更新が遅いのも難点。6月9日の納車時点で、3月に開通した首都高横浜北環状線K7)はまだ表示されない。

今回のフェイスリフトでの「売り」の一つである「ジェスチャーコントロール」とテレマティクス機能「Guide & Inform」「App-Connect」「Volkswagen Media Controlアプリケーション」については、次回に譲りたい。