Golf R Variantとの日々

2017年式第7.5世代Golf R Variantについてつらつらと書いていきます。車の専門家でもジャーナリストでもない所詮素人ですが、2台続けて第7世代Golf Rを選んだ理由をお伝えしたいと思います。

10,000キロ達成。しかし…

納車からまもなく9ヵ月目が終わります。その前に、オドメーターが10,000kmを達成しました。これまでを振り返っても、かつてない早いペースで推移しています。

しかしながらトラブルに見舞われております。寒かった2月から急に暖かくなった3月。最高気温が25℃近くになり、陽射しも厳しい休みの日。Golf R Variantにはオートエアコンがついていますので、ウインドウを閉めきっていればそこそこ快適であるところ、明らかに暑い。自分で設置した室内の温度計は40℃超え。はて、体調がおかしいのかと感じました。

エアコンの吹出口に手をかざしてみると、生温い空気しか出ていません。設定温度を最低に合わせてみても、空気の勢いが強くなっただけで、生暖かい空気であることは変わりありません。おそらく、エアコン用のコンプレッサーがおかしいか、冷媒がおかしいのではないかと、察しがつきました。

ハンズフリーを設定して、ディーラーに電話しましたが、生憎定休日。日を改めてディーラーのサービスに持ち込みます。診断に1時間半程度。サービススタッフ曰く、飛び石によりエアコンデンサーに穴が開き、冷媒(エアコンガス=フロンガス)が漏れているとのことです。エアコンデンサーはコンプレッサーで圧縮された冷媒が送り込まれる部分。このあと、冷媒が気化することにより冷気が発生し、これが涼しくなる仕掛けですが、ここに穴が開いているようです。

エアコンデンサーはフロントグリルの下にあるそうです。今まで飛び石被害の経験はありませんし、その手前にあるフロントバンパーに目立った傷は見当たりません。もちろん、砂利道をガリガリ走ったわけでもありませんが、飛び石がバンパーをくぐり抜けてヒットしてしまったようです。

コンデンサーの脱着と冷媒の充填、それに伴うレーンデパーチャーウォーニングカメラとACCセンサー・カメラの調整が必要とのこと。部品の手配と作業に1週間、保証対象外のため、費用も12万近くかかります。先日のパンクといい、手痛い出費ですが、これからやってくる暑い季節をエアコンなしで過ごすわけにもいきません。日曜日の午後に入庫し、早ければ木曜日の仕事帰りに、遅ければ土曜日の午前中に引き取るスケジュールとなりました(土曜日は夕方にスタッドレスタイヤの脱着を予定しているので、慌ただしい一日になりそうです。)。

時期が時期だけに、昨日今日飛び石で穴が開いたかどうかは分かりません。エアコンはずっとオート設定ですが、この冬、降水に遇う機会も多くなく、デフロスタを回すことも数えるほどでした。実際に思い当たる節はありませんが、まぁジタバタしても仕方ありません。12ヵ月前点検の前に2度も入庫するという珍しい展開ではありますが、運が悪いと諦めます。

今さらながら気づいたこと

Golf R Variantとも9ヵ月目。距離を伸ばせていません。今月の第1週はハーフマラソン。3年連続3回目(といってもエントリーすれば出られます)でしたが、過去2回に比べ惨敗でした。折り返し点を超えた登り坂に足が止まってしまい、後半は半分以上歩きました。当然タイムも過去最低。体調が悪いというわけではありませんが、2月あたりから変調は感じていました。それがそのまま本番で出てしまいました。身体面でのダメージはすぐ回復しましたが、心のダメージは癒えていません。大会の翌週・翌々週とランニングをしたものの、2月あたりからの変調したままの同じ感触が拭えません。来年雪辱を期するかどうかは、エントリー時期の心境に左右されそうです。

ハーフ終わったら、親の敵のようにスキーに行ってやる…という想いもしゅーんと消えてしまいました。それに輪を掛けた、2月までの寒さが嘘のような温かさ。10年以上前に湿雪に足を取られて足首の靱帯を痛めたことがあり、春分の日に行くかどうか、逡巡しています。そんなこんなで今月は稼働も下がっています。

先代のGolf Rから続けて4シーズン履いたスタッドレスも、宝の持ち腐れで寿命を迎えるでしょう。4月第1週の週末、馴染みのタイヤ専門店に換装の予約を入れました。年度替わりにスキッと新モードに切り替えです。

タイトルにある、最近になって気づいたことですが、BLUEMOTION TECHNOLOGYのSTART/STOPシステム。車が停止したときにエンジンを止めてアイドリング時のムダな燃料消費を抑えるという機構ですが、どうやら第7.5世代からは、レーダーセンサーと連動して、前の車が動き出したら自動的に再始動する仕組みを入れているようです。信号待ちの時、前の車がちょっと動いただけでも、アクセルを踏んでもいないのに、エンジンが再始動することが気になっていました(オートホールド機能はON)。確証はありませんが、最前列で止まっているときには発生しません。これも細かなアップデートであるようです。

4月から新年度。私の周辺でも細かく動きがあります。人事異動は自身にはありませんでしたが、同僚が数名入れ替わります。駐車場の優待があった隣町の大型書店が3月いっぱいで閉店。駅周辺には大型書店が少なくとも3つありますが、車で乗り付けやすかったので、次の対応を考えなければ鳴りません。新年度頭の混乱を抜け出したあと、5月の大型連休では、小旅行でのレポートができればと思っています。

まもなく9ヵ月

納車からまもなく9ヵ月。本来の目的である冬場の足として、諸般の事情により力を発揮できていません。

昨シーズンも滑走1日止まりでしたが、今シーズンもそうなってしまうかもという懸念があります(年明けの滑走日数ゼロ)。つくづく、12月決算の会社が羨ましいところです。

日本の多くの会社は3月決算だと思いますが、年間の目標達成に向けた「追い込み」の時期にスキーシーズンが重なります。これは社会人になってから変わらないのですが、齢を重ねるにつれ、責任もそれなりに伴ってきたことから、気分的な抑止がかかってしまいます。

これとは別に、個人的な事情として、3月にハーフマラソンに出場するため、そのトレーニングも必要です。平日に会社から戻ってから走るというのは、暗いし寒いし余裕もないし、そうでなくても気乗りしません。そうなると週末を充てるしかないのですが、ラントレとスキーとを割り振ることになります。年間を通じてラントレは行っていますが、暑い夏場は距離が稼げません。秋口から徐々に距離を伸ばし、スピードトレーニングも少し重ねていくとなると、どうしても目前のランを重視せざるを得ません(ある程度の結果を残すには、平日にも頑張らないと行けないのだと思いますが)。スキーも冬しか出来ませんが、「働き方改革」の成果として、平日に3日くらい連続休暇が取れない限り、なかなかスキーに傾けるインセンティブが形成できない状況です。

過去、滑走日数を稼げたシーズンは、仕事の内容や伴う責任が(あくまで相対的に)気楽だったこともありますが、今はちょっと…。悩ましいところです。今冬は大雪に悩まされた地域の方には申し訳ないのですが、雪までの距離が近い場所がいいなぁと思います。

1月の月間走行距離は620km(稼働10日)止まりでしたが、2月はそれでも1,081km(稼働11日)。この6ヵ月で月間1,000km超えは2回。オドメーターは9,000kmを突破しました。2016年暦年(第7世代Golf Rとともにした末期)で8,826kmだったことを考えれば、月1,000km(≒年12,000km)を維持しているのは、私自身としてもかなりのハイペースです。

不具合はありませんが、高速道路走行中、ブラインドスポットディテクション(後方死角検知機能)が不調なことがありました。運転席側の警告灯は正常でしたが、助手席側の警告灯があるときから点きっぱなしになりました。警告したままでハンドルを切って車線変更を試みると、ステアリングホイールからフィードバック(振動して転舵しにくくなる)があるのですが、実際には死角に車はいません。

パーキングエリアに入って食事を取り、リスタートしたところ、警告灯は消え、その後は正常に動作するようになりましたが、何かセンサーの不具合かも知れません。今後、様子を見たいと思います。

来月に入って、スキーに行けたとしても、下旬から4月早々には、スタッドレスタイヤを外すことになります。4シーズン目ですので成仏です。雪道をどれだけ走ったか、投資回収に値したかは、正直バツですが、いずれにせよ、来シーズンは新しいスタッドレスタイヤで臨みます。

2018年

しばらくレポートが滞っております。

もろもろの事情から、距離が伸ばせずおります。昨年末に行って以来、スキーにも行けず、東京の大雪にのこのこと雪上走行に出かけるのもなんですし、スタッドレスも4 MOTIONも宝の持ち腐れ状態です。トラブルもなく、走り自体は好調ですが、遠征らしい遠征すら出来ない状況です。

街中でアルテオンを見かけるようになりましたし、今日は、通っているスポーツクラブで、同色のGolf R Variantとすれ違いました。Defeat Gateからの復活は着実に進んでいるようです。

気の利いたレポートは相変わらず出来ませんが、一応の「生存報告」まで。

【番外編】電気自動車(EV)考

しばらく特記すべきネタがないので、電気自動車のことを考えてみたいと思います。

フォルクスワーゲンでも、EVであるe-Golf、プラグインハイブリッド車(PHEV)であるGolf GTEがそれぞれラインナップされており、さらにPHEV、EVのラインナップを増やすことを予告しています。また、各国政府は、環境規制として内燃機関自動車の禁止を謳っています。世界、そして日本において、内燃機関自動車がなくなる日が来るのか、その課題を自分なりに綴ってみたいと思います。

 

【EV最大のネック=航続距離】

EVの最大のネックは航続距離です。新型日産リーフでは満充電で400km(JC08モード)とされていますが、実効としては7~8掛け程度をではないでしょうか。夏場にエアコンを効かせた中では7掛け≒280kmになるのではないかと推測します。ということは、満タンから200kmになる段階で、「給電」を心配することになると思います。

現時点でこのネックが障害にならないのは、次のような環境に限られると思われます。

  • マイカー通勤の方(その車を営業車として兼用しないことが条件)や日常生活における「足」として不可欠な方(買い物、通院など)
  • 都心部ではなく住宅地最寄りのタクシー(駅・ターミナルから自宅など=長距離の移動を想定していない)
  • 主に都市部における郵便や宅配便(営業所からのラストワンマイル用)のトラック

1日あたりの走行距離が実効航続距離以内であること、出先での充電をアテにせずに済むこと、自宅などに200Vコンセントがあることが条件となるのではないでしょうか。

私自身は、「実効航続距離400km」がEVシフトの転換点になると踏んでいます。東京から名古屋にクルマで行く方は多くないと思いますが、(公共交通機関の利便性の問題はありますが、)東京から日光・那須富士五湖・蓼科・軽井沢といったエリアは、車で行く方も多いのではないかと思います。概ね片道300km以内。300km走り、目的地で宿泊or楽しんでいる間にフル充電、帰途につくと。これができるようになるには、実効航続距離400kmと、目的地での給電設備整備が必要になります。

 

【給電の手法】

最近ではカーディーラーPA・SA以外にも、給電施設がずいぶん増えてきましたが、あくまで急速充電のための設備でしかありません。ガソリンスタンドに給電設備を作るという動きもあるようですが、洗車やメンテナンスを受けながら充電することはあまり想定できず、目的もなく給電のためにガソリンスタンドに滞在することは、ユーザーにとって苦痛ではないでしょうか。あくまで、緊急避難的なかたちになるのではないかと思います(ガソリンスタンドに、可搬式の発電機を置くというのも手かも知れません。「電欠」したお客様のところに駆けつけて、その場で給電し、御代を頂戴すると。)。

内燃機関車との比較において、EVの欠点は、「燃料補給」に時間がかかるということです。急速充電でも10分以上、普通充電なら数時間もかかります。内燃機関車ならば、10トントラッククラス(200Lのダブルタンク)でも5分かかることはないと思います。

普及には、少なくとも30分以上滞在するような施設、すなわちショッピングセンター、デパート、遊園地やスキー場などの観光施設、宿泊施設、そして様々な時間制駐車場に、給電設備を作ることが不可欠と思われます。

バッテリーを全車両共通のカートリッジのようなものにして、電気が減ってきたら、使った電池を外し、フル充電した電池に載せ替える(使った電池を受け取る際に、残電量を計測して料金を請求するとか。)ようなことになれば、ガソリンスタンドやコンビニにも商機はあるでしょうが、EVがやってきて給電するというかたちにするのであれば、コンビニやガソリンスタンドに出番はなくなると思われます。

 

 【懸念】

給油のためにガソリンスタンドに寄る必要がなくなると、タイヤのメンテナンスに懸念が生じます。空気圧に気をかけている方ならばともかく、今の内燃機関車で、ガソリンスタンドに寄るたびにエアチェックしている方は多くないと思います(私もです)。とすると、タイヤの負担が大きくなることが予想されます。

もちろん、ご自分でされる方を除き、機械式洗車や手洗い洗車はカーケアとして残りますので、ガソリンスタンドはそこに生き残りをかけることになります(EVのメンテナンスはかなり難しくなると思われます。ブレーキやステアリング、サスペンションといった機能はEVでも変わりませんが、エンジンのメンテナンスはモーターに取って代わりますので、手の入れどころはほとんどないはずです。)。

 

いかがでしたでしょうか。まとまりがないとは思いますが、一つの考え方として、きっかけになればと思います。

2017年回顧

本年もよろしくお願いいたします。

年末年始は、前回アップしたスキー以外、遠征はしませんでした。スキーで受けたダメージ(身体的なものがほとんどですが、こころのそれもあります。)が思いのほか大きく、年内にもう一度遠征するのを取り止めました。

年明けは、元日に親元に帰省しましたが、自宅から直線距離で30kmですので、遠征のうちにはいりません。2日は箱根駅伝の応援をしたあと、車を出すことなくちょっと買い出し程度、3日は自宅近辺をうろうろ。明日4日から平常運転に強制移行です(涙)。

第7世代Golf Rから第7.5世代Golf R Variantに乗り換えたというイベントがあった2017年、数字で振り返ってみたいと思います。

 2017年の給油実績です。赤線の上、5月3日までがGolf R、その下がGolf R Variantです。「回数」は、給油から給油までの間に乗った回数(実際は日数)、「日数」は前回給油からのインターバルです。

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一番下のRとVariantの計算が合いませんが、これは納車直後(6月9日)の満タン給油をカウントしていないことによるものです。

車載燃費計と満タン法による燃費計算は、最大で0.8km/L、燃費計の方がよく出ます。これは先代Golf Rでも差はありません。給油は1回を除き全てセルフのガソリンスタンドで、(本来推奨されませんが、)給油口ギリギリまでちょろちょろ継ぎ足して満タンにします。唯一1回のフルサービスのガソリンスタンドの給油実績でも特異な差があるわけでもないので、計測方法の違いによるものと思われます。

燃費は11km/L台、「回数」が二桁になるということは、1日あたりの走行距離が短いことを繰り返していることを意味しますので、そのタイミングでは満タン法で10km/L台まで落ち込みます。その逆は、長距離を移動していることになりますので、14km/Lまで近づいています(車載燃費計で14.5km/Lは驚異的な数値です。夏休みに東北旅行からの帰路、石巻市内で給油し、福島県内の帰還困難区域内の国道6号線常磐道とを、ひたすら走ったことによるものでしょう。)。

次は毎月ごとの走行距離などのデータです。6月の上の欄までがGolf R、6月の下の欄からがGolf R Variantです。納車時のオドメーターが12kmを示していましたので、それも反映しています。「使用率」は、乗車回数を1ヵ月の日数(1月なら31)で割ったものです。

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ロングランをしたのは、Golf R時代の5月(下部温泉)、Golf R Variantになってからの8月(那須石巻旅行)、12月(先日のスキー)が主なところです。

給油の表と見比べてみると、9~11月に1回(1日)あたりの走行距離が伸びていないことが見て取れます。ただ、スキーに遠征することができなかった1~3月と比較すると、それほどでもないかなとも思えます。もちろん、「新車効果」があるのは事実ですが。

いかがだったでしょうか。2018年も、こんな感じで書き綴っていきたいと考えておりますので、興味のある筋はお付き合いいただければ幸いです。

スキー

初スキーに行って参りました。

3時半起床、4時半に自宅を出て、中央道を西へ向かい、たどり着いたのはブランシュたかやまスキーリゾート。ここはスキー専用なので、気兼ねなく滑ることができるのが利点です。蓼科エリアにあることから、晴天率が高いのはいいのですが、非常に寒いのが玉に瑕。当日もマイナス10℃でした。風がなかったのがせめてもの救いです。

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中央道を諏訪南で下りてから、一般道を約30キロ。スキー場に近づくと多少道路に積雪が見られました(帰りの方が多かった気がします。雪が降ったわけではないのですが。)が、それまではほぼなし。ただ、気温はマイナスですから凍結には注意です。

DCCのセッティングはレースモードで、トランスミッションをスポーツから通常に変更したパターンで走りましたが、挙動は安定していて、安心して走れました。もうちょっと積雪路で走りたかったところですが、ないならないで神経を使わずに済みます。往路の走行結果は次のとおり。途中で7,000kmを超えました。Googleマップでは3時間から3時間50分程度との案内でしたが、ちょうど3時間で到着しました。

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スキー自体は、新しい板への慣熟を重点に置きましたが、1年ぶり(今年初!)の滑りはバタバタでした。転倒の回数も今までになく多く、かなりダメージを喰らいました。ヘルメット着用は正解でした。30日にも行く予定をしていましたが、このダメージから見送るつもりです。

往復の一般道では、融雪剤として塩化カルシウムが撒かれていましたので、ボディには白い飛沫がついてしまいました。年末で混み合うガソリンスタンドでマシン洗車。リフレッシュしました(東京の大晦日は雨予想ですが)。

今年は、先代Golf RとGolf R Variantで年間10,000kmを突破しました。Golf R Variantとは7ヵ月で7,000km以上。月1,000kmはいいペースですが、昨シーズンスキーに行けなかったことが10,000kmどまりになった原因です。ただ、それにしても、久々によく走った1年です。

このブログも約半年、1日あたりの閲覧数がコンスタントに100を超え、多い日には300PVを超えるアクセス。名もないブログにアクセスいただきありがとうございました。来年も素人なりのGolf R Variant情報をお届けできればと思います。